総合危機管理学会(SIMRIC)通信 No.8  2019/12/14

 今回のSIMRiC通信は、巻頭エッセイにおいて、交通の専門家である嶋村会員(本学会常務委員)から、2019年台風15号に対する思いを掲載しています。台風15号、19号は、それまで台風の直撃による被害を他地域と比較して受けていなかったと思われる千葉県において、厳しい被害を生じさせました。従来意識していなかった交通や停電関係の被害から危機管理への教訓と示唆が読み取れます。また、今回のコラムは、戸田博也会員による北海道胆振東部地震被災レポートの続編です。
 SIMRiC通信では、危機管理に絡む多様なエッセイやコラムを、会員の皆様から募集しております。論文にする前の研究ノート的な内容でもかまいません。是非、事務局までどしどし投稿いただければと存じます。
 なお、会員の皆様への研究関連のご案内や、今後の本学会への希望や意見などを求めるアンケートも引き続き実施中です。是非、忌憚の無いご意見ご要望などをお寄せいただければと存じます。


1【総合危機管理学会「巻頭エッセイ」】


2019年台風15号におもう - その1 交通障害について -
                                   常務委員会委員 理学・工学分野 嶋村宗正


2019年上期の関東地方には大きな災害が起きていないと思っていたところ、9月になると台風15号(9月9日千葉市付近上陸)、台風19号(10月12日伊豆半島上陸)、低気圧等による大雨(10月24日~10月26日)による被害が立て続きに起こった。その結果、台風15号の災害は激甚災害指定の一部として扱われ、台風19号は激甚災害指定がなされた。やはり、我が国にっぽんは災害大国であることを再認識した次第である。
台風15号は近年にない特異的な台風だった。「首都圏」を襲った久しぶりの「風」台風であったことである。台風は、一般的に雨を伴うことが多く、今年の台風19号のように多くの浸水被害やがけ崩れによる被害を引き起こす。そのため、台風の襲来というと、河川の増水やがけ崩れに対する警戒が主な対応であると言える。台風15号でも雨による被害が発生している。しかし、それ以上に問題だったのは、看板や樹木の倒壊など風による被害であった。このため、鉄道や道路における交通遮断、一般家庭における停電などが発生した。
停電の話題については次回に述べる。今回は、看板や樹木の倒壊に関して触れる。
住宅を押しつぶした市川市ゴルフ練習場の鉄柱倒壊、駅舎や一般家庭における屋根の破損などが報じられた。
首都圏直撃の強い台風の可能性ありと、気象庁では今年度更新された台風予想進路情報を駆使して警戒情報をしきりに流していた。そのため、鉄道各社では上陸予想前日に計画運休を決定していた。また、道路についても国道357号「東京湾岸道路」(横浜ベイブリッジ)の通行止めが宣言された。
鉄道会社が行った計画運休は2014年10月にJR西日本(西日本旅客鉄道株式会社)が公共交通機関で初めて大規模に実施し、2018年には関東地区でも実施された。いくつかの反省を踏まえて、今年度はJR東日本では前日8日の正午には計画運休の可能性を示唆、16時30分には始発から8時まで運休することを公表するなど準備を進めた。計画運休は、発災時に被害者を出さないため、さらに早期に復旧を図るため、災害に備える事前の対応手段として十分に理解できる。利用者の利便性を損ねるこのような手段も選ぶようになったことは好ましいことと捉えたい。
現実は、台風通過に伴う強風により木の葉や枝などが散乱、倒壊する樹木や看板など、鉄道の線路や道路を覆う事態が随所で発生、さらに雨による法面の崩壊などもあり、鉄道や道路では予期せぬ遮断を起こした。台風が上陸し、関東平野を通過する時間帯は、計画運休の時間帯だったが、その復旧に手間取り長時間の不通をよぎなくされ、鉄道の運航再開を待っていた多くの乗客が長時間待たされることとなった。また、高速道路については突然の通行止めを実施せざるを得ない区間が発生した。このため、成田空港に通じるJR線および京成線はほぼ終日運休の憂き目に遭い、高速道路の通行止めに伴う高速バスの運休もあり、成田空港に足止めをくった旅行者が多くいたという。
台風の千葉市付近上陸が朝の5時前の時間帯、6時にはまだ茨城県稲敷市付近と、本来交通機関が始動をはじめる頃合いに強い風が吹き荒れている状況で、状況の把握に手間取り、復旧計画の手はずがつかず、復旧作業に取りかかり、安全確認作業に入ることができなかったといえる。つまり、この台風の通過時間帯や通過に伴い発生するであろう被害を予測できなかったことがその背景にあると考えられる。
テレワークが叫ばれているとはいえ、経済活動では人の移動は欠かせない。利用者としては、開通までの時間や状況を早くに知りたい。しかし、どの企業でもそうであろうが、復旧に従事する要員を多くかかえておくわけにはいかない交通機関をささえる企業の経営状況がある。そのため、指定公共機関としては災害に備えた事前のシミュレーションをさまざまな角度から行っておくことが求められよう。
移動手段は速さ、快適さ、予約のしやすさなど利便性の観点でどんどん進化をしている。そのため、利用者としては何の不都合も起こらないと錯覚している節がある。人間が作りあげるシステムには安全や安心の面でなんらかの課題が存在する可能性があることを理解して行動するべきであろう。
近年、台風、竜巻、地震、津波など「自然界がもつ」力の強さが増している。今後経験したことのない猛烈な自然現象が起こっても被害をゼロにすることは可能であろうか。技術で対応することは考えていかなければならないしそのための開発は必要である。しかし、技術だけで被害ゼロを図る対応には費用の観点で限界がある。利便性の追求だけではなく、他人に任せることなく自分の身は自分で守ることを考えながら行動するひとり一人の取り組みが重要であろう。
 

2【総合危機管理学会「コラム」】

「北海道胆振東部地震」被災レポート【2018年9月6日~8日】(その2)-現地での体感と教訓-
  千葉科学大学 危機管理学部 危機管理システム学科 准教授 戸田 博也

    【9月6日10時ごろ】弟と2人でホテルを出て「すすきの」の状況確認のために外出する。特に、地震によって傾いた建物や電柱等は見当たらない。全面的な停電が継続中なので、交差点の信号機は一切機能していない。その割には、車の交通量がやたら目立つ。電車が全く機能していないので、自動車で職場に向かう者が多いように感じたが、この状況下で何が何でも会社にいく等の行為が有効であるかははなはだ疑問である。信号機が機能していない状態でのこのような車両の多さは事故を誘発する危険性を有していると実感した。
    ホテルからゆっくりと10分ぐらい歩いているとセブンイレブンが眼に入り、外に5~6名があふれ出た行列があった。とりあえず飲食物を確保するためにその後に速攻で並ぶ。ちょっと待っているだけで、後に見る見る人が増えていった。人数制限をして店の中に客を通していたが、われわれが通されたときには、飲み物、カップラーメン・カップ飯、お菓子の類はまだ結構あったので、2500円分ぐらいガッツリ買って、とりあえず、明日ぐらいまで何とかもつ程度の飲食物を入手した。その最中に、電池式のバッテリーを探したが、既に全くなかった。ちなみに、サンドイッチや弁当類はもちろん皆無である。
    支払いについては、もちろん、カードは使用できない。ここは、銚子の生活が役に立った。銚子ではほとんどの店がカードは使えない。また、1万円札を出すと嫌がられる。このような銚子での生活習慣から、地方都市に出張する場合には、千円札10枚程度と1万円札9枚程度は常に持っていくようにしているため(よく都市部に住む友人らからは「なんでそんなに現金を持ち歩いているの?」と笑われることも多いが)、この状況下で私は支払いに困ることは全くなかった。
    とりあえず、幸運にも必要な飲食物を入手できたので、一旦ホテルに荷物を置きに帰り、再度札幌市内の状況把握に出かける。ホテルから、札幌駅方面へ歩いていくが、どこもやはり信号機は機能しておらず、その状態でかなりの自動車が行きかっていた。ある程度歩いて、1つ気づいたことがあった。この状況下で何とかして開けているコンビニには、セブンイレブン、ファミリーマート、北海道土着のコンビニ等があったが、ローソンはいずれの店も閉まっていた。自家発電の装備があるとかないとかではないようで、ローソンには開けないよう一定の指示が出されていたようである。
    さらに、札幌駅方面というよりは何となく途中から時計台のほうに方向を変え、商店街を歩いていると、自家発電装置や炭火を使って飲食物を店頭で売っているお店がところどころ見受けられた。最初は、食事がとれず困っている人たちのためにやっているのかな?という印象であったが、よくよく考えてみると、要は停電が回復しないので、冷蔵が全く機能せず、売りさばかなければ腐らせてしまうことにもなり、お店は必死で何とかして売りさばいている状況であった。
    そしてまた、外に5~6名があふれ出た行列ができているコンビニ(別のセブンイレブンかファミリーマートのいずれか)があった。また並び、いつまでこの状況が続くか分からないと思い、せっかくのチャンスなので、さっきと同じようなものを再度買い込む。電気が全くきていない商店街という非常に特殊な状況を眼にしつつ、再度買い込んだカップラーメン等を置きにホテルに帰る。
    【14時ごろ】ホテルに戻り、フロントで何か新しい情報はないか確認するが、特別なにもない。弟とそれぞれに部屋にもどり、千歳発-成田着のジェット・スターの予約変更が可能かどうかネットにアクセスしてみる。何十回チャレンジしても、画面が進まない。そもそも、いつ千歳空港が使用可能になるか依然として分からない段階での対応なので、まあ、予想通りの状況ではある。仕方がないので、電話でジェット・スターへのアクセスを試みる。ずっと話中であったので、1時間ぐらいかけっぱなしにしてみたが、一向につながらない。
    ここで、問題が生じる。あまり電源のことを考えずにスマホを使用していたので、スマホの電池の表示が50%程度になってしまっていた。一応、タブレットのほうはまだ、70%程度はあったので、情報へのアクセスはま大丈夫であるが、電話、Lineは厳しい状態になりつつあった。
    そこで、木村先生からの情報を思い出した。「【12時33分】(木村先生から)札幌市役所で携帯の電源対応(充電サービス)をしているのが一瞬テレビで映った」という情報提供があったので、札幌市役所をタブレットで検索した。札幌市役所は、先ほど行って戻ってきた時計台のすぐそばだと分かり、弟と二人で再度出かけることを決定。
    依然として100万都市である札幌市役所の電源が回復しない状況をみながら、札幌市役所に到着する。まだ、17時にはなっていなかったので、対応は大丈夫だろうと思って市役所職員の方に尋ねた。すると、100人ぐらいはいると思われる充電待ちの行列を示されながら、「すみません。こういう状況なので、本日の充電受付は終了させてもらっています。明日お越しください。おそらく、夜中になってもこの行列は充電が終わらないと思いますので。」というかなり絶望的な指示を受けた。
    明日もこのように電源が復旧しない状況なら朝から充電に来るしかないかと思いながら、ホテルへ戻ってきた。相変わらず電気のつかない薄暗いホテルのフロントで新しい情報確認を行う。目に留まったのが、小樽から新潟へのフェリーである。飛行機で東京に戻るには、札幌から新千歳空港に向かう必要があるが、これは震源地にどんどん近づいていくことになる。これは相当なリスクなので、できれば震源地から離れた場所から飛行機ないしは船舶に乗れたほうが良い。小樽はこの条件に合致する。したがって、小樽から新潟経由で銚子というルートは有力な脱出案として念頭に置いておく必要がある。
    ホテルで少し休憩をして室内も外も薄暗くなってきたが(おそらく18時ごろ)、電源が回復しないホテルの室内にいてもしょうがないので、また付近の探索に出かけた。ホテルをちょっと出たところで、40mぐらいで先の通りの信号が稼動していることを弟が発見した。「ひょっとして復旧したのでは?」と思って自分たちのホテルを振り返ったが、まだ依然として電源は回復していない。なぜ、あそこの通りだけ電源が回復しているのか非常に疑問だったので、とりあえず向かってみた。通りにたどり着き、電源が回復した通りを目でたどってみると、少しはなれたところに高級そうなホテルがあることに気づく。しかも、電源が完全に回復しているようで普通に明かりがついている。弟と二人でとりあえずそのホテルを目安にして向かってみることにした。
    それにしても、非常に不思議なことだが、今回の学会に来ている友人たちと全く出会わない。弟と2人でいたので、特に誰かに連絡をしてみるということはなかったのであるが、10分ほど歩いて先ほどのホテルの近くに来たところで、「あっ」と驚いた。仲の良い友人にばったりと出くわしたのである。
    お互いに無事であったことに安堵し、しばし、情報交換を行う。彼は、地震後の朝、チェックアウトの時間になって、ホテルを出されたらしく、その後は避難所にいるということである。避難所にいるメリットは、随時情報が入ってくるらしく、このような電源の回復している箇所、していない箇所のあり方は、実は、計画的にやっているのではないかということのようである。3・11のときに体験した、いわゆる「計画停電」と同じ理屈である。彼は何をしていたかというと、知り合いの偉い先生方が先ほどの電源が回復している高級ホテルに宿泊していられるので、とりあえず、そこに彼の友人を連れてこようとしてその友人のいるところに向かっていたところであったらしい。「そこのホテルの先生方から携帯の充電をしてもらうこともできるし、情報共有もできるので、戸田さんたちも行ってみたら?」ということを彼が促してくれたので、状況を把握するためにもう少し散策した後にホテルに集合することを約束して、彼とは一旦別れた。
    その高級ホテルを後にして、しばし歩いたところで、この通りだけ電源が回復しているのかの理由が判明した。視界に入ってきたのは、札幌市消防局の建物である。「なるほど!」と弟と顔を見合わせて納得した。つまり、札幌市消防局による危機対応をスムーズに行うべく、この通りは電源を回復させたようである。先ほど再会した友人から聞いた「計画停電」もどうも本当のようである。  (次回に続く)

3【学会からのお知らせ】


(1)    次回学術集会について
【次回学術集会について】
次回学術集会は、令和2年5月23日(土)に本学会の佐藤和彦理事が大会委員長を務められ、行なわれます。詳細につきましては、後日改めて案内を送付させていただきます。多くの学会員の参加を期待いたします。

(2)    学会誌「総合危機管理」のJ-STAGEへの登録について
今般、本学会では、学会誌「総合危機管理」のJ-Stageへの登録申請を行い、手続きを行ってきましたが、このたび正式にJ-STAGE上で総合危機管理が公開されることになりました。
現在のところ、以下のアドレスで最新の総合危機管理第三号が公開されており、順次これまでの文献についても掲載を行って行きます。
J-STAGE総合危機管理サイト https://www.jstage.jst.go.jp/browse/simric/-char/ja
  今後の学会誌掲載については、J-STAGEへの掲載へ完全に移行する予定です。これに伴いまして、論文単位でのPDFデータのダウンロードや、論文へのアクセス数の集計、掲載論文が容易に論文データベースに掲載されるなど、学会誌の利用について利便性の向上が期待できます。会員の皆様におかれましては、ご活用いただけるよう、おねがいいたします。
※J-Stageとは、「科学技術情報発信・流通総合システム」のことであり、これは国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) が構築した日本の科学技術情報の電子ジャーナル出版を推進するプラットフォームです。「電子ジャーナル出版プラットフォームを提供することによって国内の学協会および研究機関を支援し、2,000誌以上のジャーナルや会議録などの学術的な出版物を低コストかつスピーディーに公開しています。」(https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/JstageOverview/-char/ja)

(3)    常務委員会からのお知らせとお願い
危機管理、リスクマネージメント、クライシスマネージメントについてだれかと議論をしていて、「あれ?」という経験したことないですか?
例えば、リスクの確率の考え方、扱い方が違うということに基づいて次のようなことはありませんか?
自動車が硬い壁に時速200kmもの速度でぶつかるとすれば、おそらく運転者は助からないでしょう。したがって、この状態について危険度でいえば100%だとある人は言います。しかし、このような状態ではまず助からないのだから、危険度はゼロだという人がいてもおかしくありません。
このように危険度、リスクと同じ言葉を使っていても、なにかニュアンスが違うということを経験された方がおられたら、次の観点で常務委員会までご一報ください。メール、ファックス、郵送、電話なんでも結構です。
 1) どのような「用語」について見解が違ったか。
 2) それはどのような人達と議論しているときか。
総合危機管理学会として、ニュアンスの異なる用語を収集し、用語辞典にまとめ上げることを考えていきたいと思います。
どんな些細な内容でもいいので、皆様方の経験を下記までお知らせください。
メールアドレス:info@simric.jp Tel:0479-30-4636  Fax:0479-30-4750

(4)アンケート回答のお願い
平素は総合危機管理学会会員として、学会事業にご参画いただき、誠に有難うございます。今後の学会運営にあたり、より充実した会の実施及び会員のご希望や意識を把握させていただきたく、学会員を対象としてアンケートの実施を行っております。会員の皆様におかれましては、アンケートへのご協力を賜りますようお願い申し上げます。
参考までに、アンケート調査の内容を下記に示しますが、回答は、以下のウェブページにアクセスいただき、入力していただけるようお願いいたします。

アンケート回答フォーム アドレス
(Google Formを利用しております)

https://forms.gle/kwFJLVvvXtDcKvv29
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参考:アンケート内容
・あなたの属性は?
1.危機管理に関する研究に関与 2.危機管理に関する実務に関与  3.その他
・総合危機管理学会への入会目的は何ですか? (複数回答可)
  1.研究論文等の発表の場 2.情報収集 3.交流 4.実務上必要なため 5.その他
・本学会への期待は何ですか?
  1.最新研究や知見等の獲得 2.発表の場として 3.人的交流の促進 4.共同研究や企画の実施
   5.社会への提言  6.学会活動を通じた社会貢献  7.その他
・学会でテーマを決めて検討会活動を行なうとした場合、下記への参画のご意向はありますか? 
  1.定義検討分科会 (※)危機管理に係わる用語や概念について統一的な定義を決めて今後に活用させる事を目的 
2.学会認定独自資格検討会  3.新技術と総合危機管理(AI, IoT, Fintech等)検討会 4.その他
・本学会に関する、ご意見、ご感想など(自由記述)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 
今後の学会活動の改善につなげるため、アンケートへのご協力をお願いいたします。
                                                                             
(5) 学会誌「総合危機管理」編集委員会報告【学術論文投稿のお願い】
学会誌「総合危機管理」では、随時学会員の皆様よりの学術論文の投稿を募集しています。ご投稿いただいた学術論文は査読手続きを得て、掲載が受理されたものより随時「総合危機管理」へと掲載いたします。投稿規定などは学会ホームページ(http://www.simric.jp/journal/information-authors/)で公開しておりますのでご確認ください。皆様の論文投稿を編集委員一同お待ちしております。


4 【危機管理にかかわる他学会、他組織での関連イベント・行事等】

-----------------------------------------------
関連学会・関連イベント情報
-------------------------------------------------
○地区防災計画学会・京都大学矢守研究室共同シンポジウム(第32 回研究会)
「台風19 号等の教訓と地区防災計画」
・主催:地区防災計画学会・京都大学矢守研究室
・日程:2019 年12 月21 日(土)13:45~16:45(予定)
・場所:キャンパスプラザ京都 第4 講義室(JR 京都駅前)
・詳細:http://www.gakkai.chiku-bousai.jp/ev191221.html

○令和元年台風19 号に関する緊急報告会
・主催:(予定)防災学術連携体および日本学術会議の関係する委員会
・日程:2019 年12 月24 日(火)13:00~17:30
・場所:日本学術会議講堂(東京都港区)
・詳細:http://www.janet-dr.com/index.html

○令和元年度 学校安全コーディネーター養成研修
・主催:大阪教育大学学校危機メンタルサポートセンター
・共催:日本セーフティプロモーションスクール協議会
・後援:文部科学省ほか
・日程:2019 年12 月26 日(木)13:00~17:00
・場所:大阪教育大学 学校危機メンタルサポートセンター(大阪府池田市)
・詳細:http://nmsc.osaka-kyoiku.ac.jp/educational_activity/2132

○第28 回全国救急隊員シンポジウム市民公開講座
「地域の安全をみんなで守る」~ともに助け合う社会へ向けて~
・主催:仙台市消防局、一般財団法人救急振興財団
・後援:消防庁ほか
・日程:2020 年1 月31 日(金)9:30~12:10
・場所:仙台国際センター会議棟 桜(仙台市青葉区)
・詳細:https://28sendai99sympo.com/

○第44 回全国学校安全教育研究大会・東京都学校安全教育研究大会
・主催:全国学校安全教育研究会・東京都学校安全教育研究会
・後援:文部科学省、日本安全教育学会ほか
・日程:2020 年2 月14 日(金)
・場所:東京都調布市立第五中学校(東京都調布市)
・詳細:https://www.anzenken.com/

○日本健康相談活動学会第16 回学術集会
「グローバル化に向けて健康相談・健康相談活動の新たな視点の創出 ー多様性・共生社会に
生きる子供たちを支えるー」
・主催:日本健康相談活動学会
・学会長 : 鎌塚優子(静岡大学教育学部)
・日程:2020 年2 月22 日(土)~23 日(日)
・場所:静岡県コンベンションア-ツセンタ-「グランシップ」(静岡市)
・詳細:http://jahca.org/top/pdf/16gaku_no1.pdf

○第25 回日本災害医学会総会・学術集会
・主催:日本災害医学会
・会長:中山伸一(兵庫県災害医療センター・センター長)
・日程:2020 年2 月20 日(木)~22 日(土)
・場所:神戸国際会議場、神戸商工会議所、アリストンホテル神戸(神戸市中央区)
・詳細:https://site2.convention.co.jp/25jadm/

○第17 回日本教育保健学会
・主催:日本教育保健学会
・日程:2020 年3 月7 日(土)~8 日(日)
・場所:じゅうろくプラザ(岐阜市文化産業交流センター)(岐阜市)
・詳細:https://jseh17th.wixsite.com/mysite

○地区防災計画学会 2019 年度 第6 回大会
・主催:地区防災計画学会
・日程:2020 年3 月7 日(土)
・場所:兵庫県立大学神戸防災キャンパス(人と防災未来センター東館内)(神戸市中央区)
・詳細:http://www.gakkai.chiku-bousai.jp/

○2020 年日本地理学会春季学術大会
・主催:日本地理学会
・日程:2020 年3 月27 日(金)~29 日(日)
・場所:駒澤大学駒沢キャンパス(東京都世田谷区)
・詳細:https://www.ajg.or.jp/meeting/2020spring/


◆会員に周知や紹介したいイベント・行事等がございましたら、行事名、主催、日時、場所詳細リンク先 等を、総合危機管理学会事務局(info@simric.jp)までお送り下さい。
※ご住所や連絡先,ご所属や職名,書類等送付先の変更・訂正は,郵便,メール,またはFaxで下記の学会事務局までご連絡ください。
-- -- --
総合危機管理学会 事務局
千葉県銚子市潮見町3 千葉科学大学危機管理学部内
email info@simric.jp, tel 0479-30-4636, fax 0479-30-4750
http://www.simric.jp/